続・山形旅③ 熊野大社 -東北のお伊勢さん-
御祭神・・ 熊野夫須美大神 くまのふすみのおおかみ(伊弉諾尊)
熊野速玉大神 くまのはやたまのおおかみ(伊弉冉尊)
熊野家津御子大神 くまのけつみこのおおかみ (素盞鳴尊)
八咫烏大神 やたがらすのおおかみ
など三十柱
山形に熊野大社があることを今回初めて知った。
お御坂を上りきると、立派な茅葺と龍の彫刻に圧倒される。
季節柄菊の展示もあったが、境内でかわいらしく揺れる風車が雅な雰囲気。
青空に映える濃いピンクと橙色。
気温は高いけれど、羽根を勢いよく回転させるだけの風は吹いていない。。😿
目を境内の左奥に向けると、
夏越の大祓と年末の大祓のときしか見たことがなかった茅の輪がある!
秋にもみられるとは意外!
これは本家?熊野大社にもあるんだろうか?などと思いながら、
左・右・左・右に回りながら輪をくぐる。
(たいてい「くぐり方」の解説板がそばにあるものだけど、それにも動じず、自己流にくぐる人って必ずいるよね 💦)
茅の輪をくぐって本殿参拝したら、いざ境内社へ。
熊野大社神含めて三十柱というだけあって、境内は所狭しと祠がある。
ここで有名なのは、3羽のウサギ。
なんでも、本宮(本殿)裏側の彫刻に3羽の兎が隠し彫りされていて、
その3羽を全てみつけると良縁に恵まれて、願い事が叶うと言い伝えられているのだとか。
はて、、ウサギはどこにいるのやら・・・
2匹目まではわりと見つけられるけど、3匹目の発見には苦慮するらしい。
本殿裏の、二宮・三宮の前にも彩り鮮やかな風車。
10月の山形といえど、気温は残暑の名残で汗ばむ暑さ。
このミストが涼を醸してくれて、美しさと涼しさが心地よかった。
こちらの熊野大社は、修験道の出羽三山への入り口的な位置づけなのかな・・
勝手な印象だけど、まずここを通ってから出羽三山へ行くべきな気がした(あくまで個人の見解)。
名の印象どおりというか、澄んだ空気が境内に漂っていた。
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