要石 -鹿島神宮-

主祭神:武甕槌大神


ここを知らない日本人はおそらくいないだろうと思う。平安時代は、鹿島神宮・香取神宮・伊勢神宮が「神宮」と称してよい最高格の神宮だったとか。

最近では「東国三社巡り」(鹿島神宮・香取神宮・息栖神社)のツアーなどで参拝する人もますます増えているかも(私はこの三社のうち、鹿島神宮が一番お気に入り)。

今回の参拝時は「楼門」が絶賛修復工事中で、あの雅やかな門は工事用シートの中だったのが残念だったけど、雨の中で結婚式の行列の遭遇したのはちょっとうれしかった。神社で結婚式に遭遇するのは「ラッキー♬」って思っちゃう。


武甕槌大神を「推し神」とする方々も最近は増えておられるそうで、まあ気持ちはわかるよ、うん。


「すずめの戸締り」でも右大臣・左大臣で登場した「要石」がこの鹿島神宮にはある。

何しろ今年2024年は能登地震に始まり南海トラフ地震警報とかね、天地の動きも活発すぎ。2024年はまだ終わっていないし、天地を揺るがす諸々の出来事がまだまだありそうなので、いろいろ鑑みて、まずはお礼しなきゃと思ったのよね。どうしても。大きな災害がやってくる前に。


拝殿・奥宮の参拝からの足でいよいよ要石へ。ひょっこり地上に出ている石が実は香取神宮まで繋がっている大巨石で、武甕槌大神と経津主大神がこの日本の地中にいる大鯰をガッツリと抑えてくれているのだとしたら、感謝しかない。。

奥宮から要石へ向かう杉林。ここの雰囲気が本当に神聖で、凛とした空気感が心地よい。降っていた雨がここを歩いている時は止んだのよね。。

鳥たちのさえずり、木々の葉たちがささやきあい、そよぐ音。自然の中にいると、本当に人間てちっぽけなんだね。

要石から御手洗池へ。雨が降っても混濁することがない御神水。御手洗池前の茶屋で100円で500mlの空ペットボトルを購入し、ありがたく御神水をいただく(煮沸をしてねと書かれてるので生では飲んでない)。

御手洗池前の茶屋で、この水で作ったジンジャーソーダをいただく(コップの下に沈むシロップ漬けの生姜が入っていて、これが美味で)。


御手洗池の前には、まだ紅葉の時期には早いけれど、青々と生い茂っているモミジが。この存在感が素晴らしくて、その生き生きとした感じにエネルギーをいただいた感じ。

なので、今回は本殿・奥宮・摂社・境内社すべて写真はなし。でも、漂う神聖な雰囲気とか伝わるといいな。



小次郎と神様めぐり、古き好きものを探して

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